本ガイダンス書類はSEPA 化学品登記センターにより編纂され、SEPA17号令下での中国新化学物質申告の実際的な実施に対応します。
　本ガイダンスは新化学物質申告に関連する23の付属書を含んでいます。

• 付属書 1  新化学物質登記証
• 付属書 2  新化学物質免除タイプ
• 付属書 3  IECSCの委託調査手順
• 付属書 4  新化学物質申告表
• 付属書 5  新化学物質免除申請表
• 付属書 6  新化学物質申告表記入ガイダンス
• 付属書 7 　新化学物質免除申請表記入ガイダンス
• 付属書 8  新化学物質免除申請の証明書類
• 付属書 9  新化学物質情報公開声明
• 付属書 10  新化学物質申告受理通知書
• 付属書 11  新化学物質申告不受理通知書
• 付属書 12  新化学物質申告資料補正通知書
• 付属書 13  新化学物質申告補正許可通知書
• 付属書 14  新化学物質申告資料補正声明
• 付属書 15  新化学物質申告結果通知書
• 付属書 16  免除申請手続き結果通知
• 付属書 17  新化学物質申告取り消し声明
• 付属書 18  免除申請手続き取り消し声明
• 付属書 19  証明書保持者名称変更声明
• 付属書 20  証明書保持者名称変更証明
• 付属書 21 　証明書保持者情報変更声明
• 付属書 22  新化学物質生産、輸入と流通状況書類記入ガイダンス
• 付属書 23 新化学物質生産、輸入と流通状況書類記入表

　新化学物質環境管理弁法（SEPA Order 17）の2003年版27条に基づき、SEPA（国家環境保護総局）は2003年9月22日に新化学物質申告の申請に関する書類5件を発表しました。
5件の文書は以下の通りです：

•  新化学物質申告表 (2003)
• 新化学物質申告免除表(2003)
•  新化学物質登録証(2003)
• 新化学物質の環境インパクトに関する監督通知(2003)
• 新化学物質の製造、輸入、輸送者の状況記録表(2003)

　2003年6月4日、「劇毒化学品名録」は国家安全監督管理総局（SAWS）、公安部（MPS）、国家環境保護総局（SEPA）、衛生部（MOH）、質量監督検験検疫総局（AQSIQ）、鉄道部、交通運輸部（MOT）、中国民用航空局によって共同発表されました。

　本名録は判定境界線として化学製品の毒性インデックスを付けていますが、危険化学品の既存分類は変えていません。

　本名録中の化学品（合成化学品とその混合物（農薬を含む））は急性毒性および天然毒性に言及しています。また本名録は有毒化学品の判定境界線を指定し、335種の有毒化学品を含んでいます。

　改定「危険化学品安全管理条例」（591号令）に基づく中国GHS法規下で、危険化学品目録に収載される化学品は中国GHSに遵守することが求められます。「危険化学品目録」は「危険貨物品名表（2002年版）」と「危険化学品目録」「劇毒化学品名録」、その他危険有害性があるとみなされる化学物質として言及されるもので編集されています。

　中国ではすでに危険化学品目録の改訂が計画されていますが、残念なことに改定目録がまだ公表されていないため、最終決定は現在それほど簡単ではないという見通しです。 

　本細則は、「有毒化学品の輸出入における環境管理」を目的とした規制で規定される化学品の輸出入における環境管理登記の実施としてCRC-MEP（環境保護部化学品登記センター）により制定されました。有毒化学品の環境管理の範囲、実体、有毒化学品の環境管理登記に関係する当局を規定しています。

　登記の提出に関するデータ要求と登記等級も同様に詳述されています。

　2002年国務院「審査項目取消の決定」によると、海外企業またはその中国内エージェントにより登記されていない化学品の輸入活動についてはSEPA-CRC（国家環境保護総局化学品登記センター）に中国環境管理登記を申請する必要はありません。　　　

　そのため登記センターは「化学品初回輸入申請停止」の周知のために本通知を発表しました。 

 管理体制の改革のために、中国は管理承認システムについて研究と議論が行われ、最終的にいくつかの項目が管理承認の対象とならなくなることを決定しました。そのため、決定2002年第24号は789項目の承認取り消しを発表しました。

  「化学品の初回輸入」もこの中に含まれており、海外企業やその中国におけるエージェントにより中国で登記されていない化学品の輸入活動がCRC-SEPA（国家環境保護総局 化学品登記センター、現在のCRC-MEP）への環境管理登記申請から外されることを示しています。

　「危険化学品包装物、容器定点生産管理弁法」は2002年8月に初回公布され、SETC第37号令として、中国における危険化学品の包装物及び容器の生産に適用されました。これは2002年版「危険化学品安全性制御規範」（第344号法令）に基づき形成され、危険化学品包装物、容器の品質保証によって危険化学品の生産、使用、貯蔵、運送及び携帯を確保することを旨とします。SETC第37号令の実施を支持するため、SAWSはその後、2004年に企業が危険化学品包装物、容器の生産条件の安全性を評価する試用ガイドブック（SAWS　2004年第122号通告）を公布しました。

　本公告は1995年2月17日に公布された工業省公告B.E. 2538の改訂版であり、有害物質に関する具体的な問題、例えば有害物質の定義、登録の基準、登録の手続きを取る業務の主管部門を詳しく述べています。