2023年7月11日、台湾地区の環境保護署（EPA）は「毒性及び懸念化学物質許可登記認可管理弁法」の一部修正案を公開し、2023年8月10日までにパブリックコメントを募集しています。

　2020年10月21日、台湾当局は有毒化学物質の危険防止および対応計画規則の改訂案を承認し、2020年11月1日から発効される予定です。台湾EPAは、規則を新有毒及び懸念化学物質管理法（ TCCSCA）と名前を変更し、有毒で懸念される化学物質の危険防止および対応計画規則に変更しました。

　主な7の改訂点は以下となります。

• 　クラス1からクラス3の有毒化学物質および懸念される化学物質を対象となり、管理範囲を拡大した；
• 　危害防止と対応計画を、それぞれ取り扱い場所と輸送のために2つのタイプに分ける；
• 　個人情報、機密情報、および国家安全保障に関連する情報を除き、危険防止および対応計画を公開参照用に公式Webサイトに公開する；
• 　附属書1に従って比較的リスクが高いと計算された物質または混合物を取り扱う場合、危険防止および対応計画のための追加情報を要求する；
• 　操作人員が危害防止および対応計画をレビューし、30日以内に変更を報告する状況を指定する。
• 　重大事故が発生した場合、当局は第4条に規定されている情報を補足するよう操作人員に要求するという規定を追加する。
• 　2020年11月1日以前に危険防止および対応計画を提出した操作に2年間の猶予期間を与える。

　本規則は、産業安全保健法（OSHA）及び実施条例によって指定されている実施事項及びその他の事項を規定しています。