韓国「既存化学物質リスト」は、2019年1月28日のMoE第2019-32号通知と5月8日のMoEの第2019-82号通知を含めて、2019年において2回更新しました。

　現在のKECIには、以下の2つの部分を含めて合計44,476種の既存化学物質があります。

• 1991年2月2日以前に、韓国国内で流通していた37,089種の化学物質。
• 1991年2月2日以降に、MoEは「有毒化学品管理法」（TCCA）に基づいて、新規化学物質通知によって公布された 7,387種の物質。

　本規定は、K-REACHに基づく化学物質少量取扱い施設に適用されます。

　この規定は、K-REACHの第14条と18条、及びK-REACH施行規則の第5条と第23条に従って編集されました。

　2018年12月28日、韓国環境部は、K-REACHに基づいて、2021年までに優先事項として登録を必要とする364のCMR物質のリストを作成しました。事前登録を完了した場合のみ、段階的な登録猶予期間の対象となります。

　韓国環境部は、K-REACHの下で優先管理の対象となる672物質を含む二つのリストを公布しました。

• 第一組の204物質、2019年7月1日から発効した；
• 第二組の468物質、2021年7月1日から発効する予定。

　2018年10月12日、韓国環境部（MoE）は、改訂版K-REACH（2019年1月1日から発効した）に基づて、化学物質の登録/申告の免除要件に関するフィードバックを求める通知（2018-764）を発行しました。化学評価委員会の審議結果により、比較的な危険性の低い化学物質の免除に関連します。協議は、2018年10月31日に終了しました。免除の対象となる危険性の低い物質のリストは、環境部の通知No. 2018-234によって2018年12月28日に確定しました。附録書１を変更され、附録書２は変更されていません。

　附録書１には44個の物質及びそのCAS番号が記載されています。この中の大分は不活性ガスであり、その他には水、デキストリン、グリセリドなどがあります。附録書２は、物質種類に関する明確な説明を記載しています。

• 不純物;
• 副産物;
• 天然に存在する物質、例えば ミネラル、ガラス、セラミックフリット、セメントクリンカーなど；
• 天然資源から得られる物質、例えば 動物性及び植物性脂肪/ワックス、脂肪酸（C6〜C24）、グリセロールなど；
• アミノ酸とその塩及び糖;
• 核酸塩基、ヌクレオシド、ヌクレオチド;
• 堆肥とバイオ燃料（バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオガスなど）;
• 水素と酸素。

　※上記物質の水和物については、直接免除対象となるのでご注意ください。

　本規定は、K-REACHの第45条第4項およびK-REACH施行規則の第55条第3項に従って作成されました。

　本規定は、K-REACHの第10条（4）2（b）に基づく非段階的導入物質以外の化学物質のみで構成される通知対象のポリマーを指定するために、MoEによって公布されました。

　修正版K-REACHでは、今後12年間の既存化学物質（年間1トン以上）を登録する計画を立てています。2019年6月30日までに事前登録を完了した場合のみ、段階的な登録猶予期間の対象となります。また、共同登録の要件も記載されています。

　韓国の「化学物質登録及び評価等に関する法律」（K-REACHまたは「化評法」）は2013 年4 月30 日、韓国国会で可決されました。そして、K-REACHはいくつかの修正を経て、最新版は10月16日に公布した「第15844号」です。2019年1月1日に実施されました。2030年12月31日までに、韓国で製造又は輸入された年間1トン以上の物質の登録を完了しなければなりません。