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法規制台湾既有化学物質増補提報作業ツール废止公布日: 2012-05-02施行日: 2012-06-01
台湾既有化学物質増補提報作業ツール(以下「SECNツール」という)とは、台湾行政院労工委員会(CLA)が指定する既有化学物質増補提報作業を行うためのプログラム(マクロ機能付きのエクセル)を指します。
提報作業は、「SECNツール」を利用し下記書類を提出しなければなりません:- 申告者の基本情報
- CAS登録番号
- 中国語名/英語名/その他の類義語(例:通称、略称)
- 年間平均量(化学物質の前三年度の平均取扱量)
台湾行政院労工委員会 -
ガイドライン既有化学物質増補提報作業要点废止公布日: 2012-04-18施行日: 2012-06-01
2012年4月18日、台湾行政院労工委員会(CLA)は「既有化学物質増補提報作業要点」(以下「SECN要点」)を発表し、関連事業者に対して、2012年6月から8月までに既有化學物質增補提報作業(Supplementary Existing Chemical Substance Nomination、以下「SECN」という)を急ぐよう呼びかけていました。
台湾においては、関連事業者が既に市場で流通している化学物質について、自発的に台湾CLAに申告届出を行う仕組みとなっています。一回目の既有化学物質申告(ECN)は2010年12月に終了しました。計5,000社以上の会社が300,000件以上の書類(64,200以上の化学物質が関わっている)を提出し、そのうち、約21,000物質は年間平均量1,000トンのレベルで申告されました。台湾CLAは既に既有化学物質インベントリー草案の作成を完了し、関連情報をCSNNウェブサイトで検索できるようにしています。また、一部の関連事業者が一回目の申告に間に合わなかったことを考慮し、台湾当局は2012年6月1日~2012年8月31日の間、より多くの既存化学物質をインベントリーに収載するようSECNを行うことにしました。SECN用ツール、SECN関連ガイダンス及び既有化学物質インベントリー草案が2012年5月に発表されました。
台湾SECNは中国「現有化学物質名録」(IECSC)の増補届出と類似していますが、中国IECSCの増補届出は2011年11月18日から取消されることになりました。
下記の条件のいずれかを満たす化学物質は、SECNから免除されることができます:- 物理的・化学的処理がされていない天然物または天然ポリマー
- 2%ルールに適用されるポリマー
- 試運転で機械・設備とともにある化学物質
- 反応槽内にあり、または製造中で単離できない中間物
- 混合物(混合物に含まれる化学物質を除く)
- 製品
- 税関監視貨物
- 国防のために用いられる化学物質
- 商業を目的としない副産物また不純物
- 廃棄物
台湾行政院労工委員会
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