ニュース
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2014-01-23
中国における危険化学物質管理の概要
 要旨:本記事は、ここ数年各政府機関から発表された危険化学物質管理に関する様々な目録をまとめると同時に、「危険化学品安全管理条例」(国務院第591号令)実施後新たに追加された目録を考慮した上で、各目録の背景や、主要内容と適用範囲に対してそれぞれ簡単な紹介を行い、中国国内において危険化学物質を取り扱う企業及び従業者にガイド提供を目的とするものです。
2014-01-09
K-REACHの下位法令に関する最新情報
 7回にわたり検討した結果として、産業界代表、民間団体、専門家などで構成されたK-REACHの下位法令を研究するためのタスクフォース(TF)は、K-REACHの関連事項を検討した上で、下位法令の制定に対して意見を提出しました。
2013-12-26
中国 GB/T 17519 – 2013「化学品安全技術説明書作成ガイダンス」が出版
 先日、「化学品安全技術説明書作成ガイダンス」(GB/T 17519 – 2013)が出版され、2014年1月31日より施行される見通しです。同時に、旧版となるGB/T 17519.2 – 2003は廃止されることになります。
2013-12-23
日本 優先評価化学物質リストを更新
 日本政府は2013年12月20日、官報を通じて優先評価化学物質 (PACs)として新たな22物質と優先評価化学物質の指定を取り消した2物質を公示しました。
2013-12-19
初回「重点環境管理危険化学品目録」が発表へ
 中国の「重点環境管理危険化学品目録」は、複数回にわたり発表される見通しとなっています。一回目の「重点環境管理化学品目録」は合計142物質が含まれています。また、中国当局は2013年3月~4月の間に産業協会を通じて各企業に一回目の意見募集を行いました。
2013-12-05
台湾 化学物質登録及び評価の専門機関を設立へ
 台湾環境保護署は、来年、正式に環境資源部へ再編されることになります。今後、環境資源部の下にで化学物質及び汚染防止治理局を成立し、更にその下に先日通過した「毒性化学物質管理法」(以下「毒管法」)に基づく化学物質登録及び評価を所管する専門部署を設立すると共に、外部の専門家を雇い資料の審査を行う見通しになっています。
2013-12-03
中国北京市 35種類の危険化学物質に対する管理を強化
 先月に発生した危険化学物質による安全事故の教訓を踏まえつつ、北京市安全監督管理総局は先日、「危険化学物質を取り扱う企業に対する管理業務の強化に関する通知」を発表し、発表日より塩素、アンモニア、ガソリン、塗料用シンナーなど35種類の重点監視化学物質を取り扱う企業に対する管理を強化し、企業に自主点検、是正を行い、安全生産主体としての責任を徹底して果たすよう要求を出しました。
2013-12-02
中国「化学品物理危険性鑑定及び分類管理弁法」 附属書類の進捗状況について
 中国国家化学品登録センター(NRCC-SAWS)は11月中旬全国交流会を開催し、「化学品物理危険性鑑定及び分類管理弁法」の施行状況を公告しました。
2013-11-19
韓国環境部 K-REACHへの懸念を緩和
 一部の韓国メディア、例えば、ソウル経済は韓国化評法(K-REACH)に対応するための潜在的なコストについて大げさともいえる報道をしていたことが明らかになりました。報道された120億ドルという驚くほど高い数字は実際、国内にある化学物質を取り扱う16,00社すべての企業を基に算出したものでした。
2013-11-18
繁文縟礼について――業界からの声
 中国の化学物質管理体制の複雑さは、当局や業界に深刻な問題をもたらしています。新しい規則は展開支援文書や実施マニュアルが揃っていないまま発表されるケースが多く発生しています。その結果、企業は明確な実施ガイドがないため混乱してしまい、新しい政策や法規を実際の生産に落とし込むことも難しくなってしまいました。