初回「重点環境管理危険化学品目録」が発表へ
中国の「重点環境管理危険化学品目録」は、複数回にわたり発表される見通しとなっています。一回目の「重点環境管理化学品目録」は合計142物質が含まれています。また、中国当局は2013年3月~4月の間に産業協会を通じて各企業に一回目の意見募集を行いました。初回の「重点環境管理危険化学品目録」(意見募集稿)に収載された物質は「化学物質環境リスク管理『十二五』計画」中の「十二五」重点予防・抑制化学物質リストと高い関連性を持っています。「危険化学品環境管理登録弁法(試行)」によって、重点環境管理化学物質を取り扱う企業は環境リスク評価の実施と、排出移動報告書の提出が義務付けられるため、企業は「重点環境管理危険化学品目録」の進捗や新動向に高い関心を持たなければなりません。新規化学物質が重点環境管理類に分類された場合、「危険化学品環境管理登録弁法(試行)」は適用されず、企業は新規化学物質登録に基づくリスク管理措置を実施しなければなりません。