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中国 GB/T 17519 – 2013「化学品安全技術説明書作成ガイダンス」が出版

 先日、「化学品安全技術説明書作成ガイダンス」(GB/T 17519 – 2013)が出版され、2014年1月31日より施行される見通しです。同時に、旧版となるGB/T 17519.2 – 2003は廃止されることになります。

 GB/T 17519 - 2013はGB/T 16483 – 2008《化学品安全技術説明書内容と項目順序》の施行標準であり、GB/T 16483 - 2008に収載された化学物質安全性データシート(SDS)に含まれる項目に対して具体的な作成手順と固定のフォーマットが定められています。そのうち、別紙AはSDSのサンプルで、別紙BはSDSを作成する際と参考になるデータソースのリストが収載されています(その他のデータソースも使用可能です)。

 GB/T 17519 とGB/T 16483は、いずれでも推奨標準ですが、中国においてこれ以外にSDSに関する規範的な文書はありません。現在、監督管理部門は上記国家規格を判断基準としてSDSが要求を満たしているかどうかを判断しています。

 GB/T 17519 - 2013は多くのSDSに関連する国際規制と先進地域における規制、基準及びガイドライン、特に、GHS改訂4版、欧州化学物質庁(ECHA)の「安全性データシート(SDS)の編集に関するガイダンス」(1.1版-2011.12)、アメリカ国家規格ANSI Z400.1/Z 129.1-2010「職場の危険有害化学品における危険有害性評価、安全性データシート及び安全ラベルの作成」及び日本化学工業協会が作成した「 GHS 対応ガイドライン(暫定版)」第二部「製品安全データシートの作成指針(改訂 2 版)の内容を参考に作られたものです。

 参考リンク:

欧陽結清
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