フィリピン PICCSに31の化学品を追加する計画
2019年9月、フィリピン環境天然資源省（DENR）の下部組織である環境管理局（EMB）は、「既存化学物質インベントリ（PICCS）2018年版」の追加物質リスト案を公開しました。合計31の化学物質となります。
台湾REACH、非動物試験を推進
2019年9月18日、台湾環境保護署（EPA）で台湾REACHに関する会議が開催され、非動物試験が重点課題として議論しました。これらの議論は、台湾において新規及び既存の化学物質の登録要件に準拠するために、
2019-10-16
中国 オゾン層破壊物質管理条例中に関する二つの概念を明確に
2019年9月20日、中国生態環境部（MEE）は、「オゾン層破壊物質管理条例」（以下、条例と略称）の中の「使用」の概念と「生産割当許可証なしでの生産」の理解と適用範囲について、以下の意見を公表しました。
台湾 優先物質標準登録指南を更新
台湾「新化学物質及び既存化学物質資料登録弁法」の規定により、年間1トン以上の106種の優先既存化学物質（PEC）の標準登録は、2020年1月1日から実施される予定です。
タイ 新化学品法で物質を再分類していく
タイの化学物質管理と言えば、まず頭に浮かぶのは1992年に制定された「有害物質法（HSA）」でしょう。HSAの第3次改訂版は今年の4月30日に公表され、今年の10月27日から発効することになります。一方、HSAの後継者と見られている新しい法案も出ています。
2019-10-14
中国 VOCs監督の現状と企業の責務
2019年9月3日、化学品環境安全管理分会場で、華東理工大学環境資源学院院長修光利氏は揮発性有機化合物（VOCs）について議論しました。PM2.5による汚染は、過去5年間で中国の最大の「問題」となりました。
韓国 CICO正式に運営開始
2019年10月7日、K-REACH既存化学物質連合登録協議体（CICO）が正式に運営開始しました。K-REACH第10条3項の規定により、年間製造量又は輸入量1トン以上の既存化学物質について、予備登録又は遅延予備登録を完了した企業のみが登録猶予期間を取得することができます。
タイ 「有害物質リスト（改正第5版）」を正式に公表
今年3月の意見募集案から六か月後、タイ工業省（MOI）に所属する工場局（DIW）が「有害物質リスト（改正第5版）」を正式に公表しました。今までの改正と同じ、公表されたのは改正箇所だけで、リスト全体ではありません。
中国 RoHS2合格性評価通則を公布
2019年8月30日、中国国家基準化管理委員会は2019年第10号公告で501項目の国家基準と6項目の国家基準の修正名録を発表しました。この中、「電子電気製品有害物質制限使用合格性評価通則」（GB / T 37876-2019）は2020年3月1日から発効する予定です。
韓国 K‐REACH修正案が公布
日韓貿易摩擦が燻り続けている中、産業損失を最小限に抑えるため、韓国環境部（MoE）は9月16日に環境部令第824号「化学物質の登録及び評価等に関する法律施行規則の一部改正令」を公布しました。