ニュージーランド 農薬化合物の最大残留基準を改訂
2023年11月10日に、ニュージーランド第一次産業省(Ministry for Primary Industries: MPI)は「食品通知:農薬化合物の最大残留基準」を公表し、7月に発行された以前のバージョンを置き換えました。この通知により、フルオキサピプロリンの新しい最大残留基準が設定され、カルベンダジム、シロマジン、フルララネルの既存最大残留基準が改定されました。通知中の最大残留基準リストは、今年11月13日から適用されています。
以下には、一部修正された農薬化合物が示されています。
物質 | 適用食品 | 最大残留基準 | 備考 |
フルオキサピプロリン (新) | じゃがいも トマト | 0.01(*) 0.09 | アスタリスク(*)は、最大残留基準が測定限界/分析定量の限界(信頼性のある最低検出レベル)で設定されていることを示しています。 |
シロマジン (改正) | 卵 鶏肉 鶏の内臓 羊の食用内臓 羊脂肪 羊乳 | 0.2 0.05 0.05 0.3 0.3 0.01 | さらに、シロマジンの残留定義が改訂され、メラミンへの言及が削除されました。 |
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