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中国 「職業病危害要素分類目録(意見募集稿)」を公布

 中国国家衛生・計画生育委員会は2015年5月14日、「『職業病危害要素分類目録(意見募集稿)』に関する通知」を公布しました。それに向けたパブリックコメント募集は2015年6月15日までとなっています。

 「職業病防治法」の重要な補足書類として、現行「職業病危害要素分類目録」は2002年に公布されました。各業界の成長に伴い、職業病の予防に関わる業務は新たなチャレンジに直面しており、関連する法規制も国内の実情に基づいた改正が必要とされています。本意見募集稿によりますと、職業病危害要素分類は現在の10種から下記の6種まで改正されることになっています。

  • 粉じん

  • 化学的要素

  • 物理的要素

  • 放射的要素

  • 生物的要素

  • その他の要素

 現行目録に収載されている「 職業性皮膚病を惹起させる有害要素」は分割され、上記6種類の要素に盛り込まれることになっています。また、職業病危害要素は現時点の133種から460種まで増やされ、更に明確化されました。各業界の代表的職種については、これからガイドラインが発行され、より詳細な説明がされる見込みです。

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