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中国 天津港爆発事故の影響で一部の港湾が危険化学品受付を停止

 8月12日に発生した天津港爆発事故を受け、中国国内の港湾は次々と自主検査を開始しています。一方で、一部の港湾は、自主検査に向けて一時的に危険化学品の受付を停止・制限すると示しています。

 8月20日午前時点で、危険化学品の受付を停止・制限する港湾の詳細は以下の通りです。

港湾

受付が停止・制限される危険化学品分類

輸出/輸入

備考

天津港

全部

輸出入

8月17日から実施

常熟港

全部

輸出入

8月17日から実施

重慶港

全部

輸出入

 

黄埔港

分類6/8/9/4.2 (UN 1384)のみ受付

輸出入

東江口港湾、8月14日から実施

台湾からの便、炭酸バリウム及び分類9に該当する危険化学品を除き、危険化学品に関する入庫業務を停止し、直積みに変更する。

広州港株式会社黄埔港子会社,8月18日から実施

分類分類6.1 (UN 1564)と分類9のみ受付

THS港湾

分類2.2/3/4/5/6.1/8/9のみ受付 (単一正式輸送品目名であること、一般貨物と混載禁止)

TQT港湾

黄石港

全部

輸出入

 

連雲港

分類1/2

輸出入

8月17日起から実施

南通港

分類3/6

輸出入

 

寧波港

 

 

 

青島港

分類4 (硫黄の除く)

分類5 (UN 2465, UN 2468)、危険化学品蔵庫に積卸し禁止(輸入、中継を含む)、輸出貨物については車・船による直積みは必要

輸出入

8月17日実施

上海港

/

輸出入

(洋山行き)東海大橋で分類2.1/2.3/5.2に該当する貨物を載せる車両の通行は禁止

厦門港

全部

輸出入

 

揚州港

分類2.2/3/5.1/8/9のみ受付

輸出入

 

宜昌港

全部

輸出入

 

張家港

分類1/2/4.2/4.3

輸出入

8月17日から実施

湛江港

全部

輸出入

 

珠海港

全部

 

TZI港湾

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