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中国 食品接触用塗料及びコーティングに関する新国家標準草案を公布

 2021年11月17日に北京市産品質量監督検験院は食品接触用塗料及びコーティングに関する新国家標準草案を発表しました。現行標準に比べれば、標準の適用範囲、理化指標、ラベルについて変更があります。締め切り日は2021年12月12日までです。

適用範囲:

 この標準は、食品接触用の塗料及びコーティングに適用されます。 紙の塗料とコーティングも含んでいます。

理化指標:

 「ビスフェノール系エポキシ誘導体」の理化指標が新たに増加し、この誘導体は、エポキシコーティングのみに適用されます。

ラベル要求:

 ラベルの表示はGB 4806.1の規定に適合しているほか、コーティング材料と製品はそれぞれ外層から直接食品接触層の順番に基材とコーティングの材質名称を表示しなければなりません。その中で、基材の表示は相応の材質の食品安全国家基準の要求に適合し、コーティング材質はラベルに中国語名称の要求を明記しなければなりません。

その他:

 別表A.1には食品接触用塗料及びコーティングに関する使用可能の基礎原料リスト及び使用要求を規定しています。それに、別表A.1に列記された単量体及びその他の開始物、基礎ポリマー等の原料が重合あるいは他の方法で形成された分子量が1000 Da以上の物質も食品接触用塗料及びコーティングの基礎原料として使用することができるようになりました。
 

洪蓮潔
Chemlinked Japan編集
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