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米ワシントン州 PFAS行動計画草案を発表

 2020年10月7日、米ワシントン州生態部(DoE)は、全フッ素と多フッ素アルキル物質(PFAS)化学行動計画(CAP)の草案を発表しました。そして、2020年12月7日までに意見募集を行っています。米エネルギー局は、2020年11月に一連のウェブセミナーを開催することを予定しています。

 本行動は、潜在的なPFASの健康と環境への影響を特定し、ワシントン州内での影響を減少又は除去することが目的としています。また、本計画では、飲用水中のPFAS汚染を解決し、製品中のPFASの含量及び廃棄物中のPFAS残留量をコントロールするために一連の政策を提案しました。また、草案は、製造業者にPFASを含む製品の数量、機能及び危害情報が明記されることを要求しています。

 2020年7月、州は「ワシントン安全製品計画」に基づいて第1組優先級製品を公布しました。そして、CAPはPFASを含む焦げ付き防止調理器具とキッチン用品(ベーキングペーパーなど)を優先級製品に追加することを検討していると述べています。また、ワシントン州は既に食品包装に使用されるPFAS製品の販売を禁止する法律を可決し、2022年に発効する予定です。

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