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国家発展改革委員会 第1回10業種企業温室効果ガス排出算定方法及び報告指針(試行)印刷・配布

 国家発展改革委員会は現在、「国民経済と社会発展 第十二次五ヶ年計画要綱」から提出された温室効果ガス統計算定制度の完全な確立と、段段階的な炭素排出市場の確立という目標を有効に実行するとともに、国務院が「「12五」温室効果ガス制御活動方案」(国発[2011] 41号)で提出した国家、地方、企業からなる3段階の温室効果ガス排出算定業務体系の構築を加速させ、重点企業温室効果ガス排出データ直接報告制度を実行する任務を推進・完成させるために、重点業界企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針の作成を企画しています。第1回10業種企業温室効果ガス排出算定方法及び報告指針(試行)は既に作成され、印刷・配布が許可されています。炭素排出権貿易の展開、企業温室効果ガス排出報告制度の確立、温室効果ガス排出統計算定体系の改善等の関連業務の参考として使用することを推奨します。使用期間の問題と意見は国家発展改革委員会にフィードバックすることが可能です。

    書類リンク:

  1. 「中国発電企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  2. 「中国電力グリッド企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  3. 「中国鉄鋼製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  4. 「中国化工製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  5. 「中国アルミニウム製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  6. 「中国マグネシウム精錬企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  7. 「中国厚板ガラス製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  8. 「中国セメント製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  9. 「中国陶磁器製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」

  10. 「中国民間航空企業温室効果ガス排出算定方法および報告格式指針(試行)」

    本指針の温室効果ガスは「京都議定書」の添付ファイルAが規定する六種類の温室効果ガスを指します。即ち二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)、六フッ化硫黄(SF6)、ハイドロフルオロカーボン(HFCs)とパーフルオロカーボン(PFCs)です。

    「中国化工製造企業温室効果ガス排出算定方法および報告指針(試行)」は本文および二部の付録を含んでいます。そのうち、本文は七節に分かれており、本指針の適用範囲、関連引用書類と参考文献、専門用語、算出パラメータ、算定方法、品質保証と書類アーカイブ、および企業温室効果ガス排出報告の基本枠組みについて述べています。付録一は報告標準書式のドラフトであり、付録二に一部の関連参数デフォルト値を収録しています。「2006年 IPCC 国家温室効果ガスリスト指針」、「IPCC国家温室効果ガスリスト優良作法指針と不確定性管理」、「省レベル温室効果ガスリスト指針(試行)」等の文献資料を参考することにより、幾つかよく見られる化石燃料の品目と化工製品の排出因子参数を整理し、実測条件を備えていない企業に参考として使用されています。

参考リンク:

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