EU ドイツ当局がビスフェノールA等を対象とするREACH制限案を撤回
欧州化学品庁(ECHA)は2023年8月30日付ECHA Weeklyで、ドイツ当局が環境への内分泌かく乱作用を有するビスフェノールA(Bisphenol A)及びその他のビスフェノール類の制限案(以下、「制限案」)を撤回したことを発表しました。ドイツ当局は、この前の意見募集期間内に提出された対象物質の排出・用途に関する新たな重要データを踏まえて、制限の適用範囲を再検討し、更新後の提案をECHAに再び提出するつもりです。ただし、再提出のスケジュールは現在のところ不明です。