欧州連合 3つのリチウム塩が生殖毒性区分1Aに分類され、CLP規則等の適用対象に
2024年3月、欧州化学品庁(ECHA)のリスク評価委員会(RAC)と社会経済評価委員会(SEAC)は共同会合を開催しました。会合では、RACは欧州委員会から以前の調和分類および表示(CLH)に関する意見を見直すよう要請を受け、炭酸リチウム・塩化リチウム・水酸化リチウムを生殖毒性(生殖能力と胎児を障害する可能性のある物質)、並びに授乳に対する又は授乳を介した影響(授乳中の子に害を及ぼす可能性のある物質)に分類することを確認・同意しました。