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月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2023年8月)

 各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2023年8月分の動向は以下をご覧ください。

欧州連合(EU)及び英国(UK)

 2023年8月8日、欧州委員会は欧州POPs規則附属書Iを改正する規則(EU)2023/1608を正式に公布しました。今回の改正は官報公示の20日後に発効する予定です。これにより、PFHxSとその塩およびPFHxS関連化合物は、欧州POPs規則附属書IのパートAに収載されており、原則的に製造・上市・使用が禁止されることになります。(詳細はCL-JP記事及びケムペディアをご参照)

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北米

 2023年8月2日、米国環境保護庁(EPA)は、有害物質規制法(TSCA)に基づく「アスベストのリスク評価 パート2:アスベストのレガシー用途および関連する廃棄を含む補足的評価」の一環として、意見募集及びピアレビューのためにホワイトペーパーを公布しました。このホワイトペーパーは、すべての繊維の種類及びレガシー用途を対象に、アスベストのリスク評価パート2におけるヒト健康評価に関するEPAの定量的手法を掲載することになります。EPAは、来年初めにアスベストのリスク評価パート2の草案を発表し、意見募集を行う予定です。(詳細は英語原文をご参照)

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羅 雪純(ラ セツジュン)
ChemLinked Japan編集
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