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インドネシア 加工食品に使用禁止成分を更新

 2023年9月初旬、インドネシア食品医薬品局(BPOM)は、「加工食品における禁止原料」の代わりとして「加工食品の使用禁止原材料と食品添加物としての使用禁止原材料」を発表しました。該当規制には3つのリストが含まれており、すべての国内製造および輸入加工食品に適用されます。

1. 加工食品における禁止された生物由来成分のリスト

 そのリストには、バイオソースの156種類の成分が含まれています。例えば、トウアズキ(Abrus precatorius L.)の種子やトリカブト(Aconitum spp.)のいずれの部分を含むもの、そして激素を含む動物の臓器なども含まれています。

2. 加工食品における禁止された化合物のリスト

番号

化合物

1

リポ酸

2

アセチル-L-カルニチン

3

ベンジルピペラジンおよび/またはその誘導体

4

メチルスルホニルメタン

5

ファセオラミン

3. 加工食品における禁止された食品添加物のリスト

 そのリストには、ジヒドロサフロール、ジエチルピロカーボネートなど、45種類の成分が含まれています。

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洪蓮潔
Chemlinked Japan編集
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