中国 新物質委託調査費用来年から値上げへ
2015年11月24日、環境保護部固体廃棄物と化学品管理技術センター(固管センター、SCC-MEP)が公式サイトで、「新化学物質委託調査新技術判別費用に関するお知らせ」を発表し、2016年1月1日から新物質検索にかかる費用は物質ごとに600元から5000元まで値上げすることを表明しました。
新物質検索サービスは2003年から提供され、対象物質が新物質かどうかを判別し、中国新物質登録を対応するために最も有力な方法と言えます。サビース開始当初は無料だったですが、2009年10月15日から、当時の環境保護部化学品登録センター(CRC-MEP、今は固管センターに代替され)により、物質ごとに200元の費用が設定され、また、2013年1月1日から600元に値上げされました。たった2年後の今、SCC-MEPが再度5000元という大幅の値上げを踏み切りましたため、論争を巻き起こしています。
また、SCC-MEPはサービス料金が支払われた後、検索結果を送付する方針ですので、2016年1月1日から、例え検索結果は「確定できない」や、「範囲外」などの場合も、サビース料金が返金しません。今まで、新化学物質かどうかの判断がついてから費用を支払う流れは無くなります。
対象物質が新物質かどうかの判定は中国新物質登録申請に置いては肝心の部分です。今回の価額調整後、政府側の負担が軽減された一方で、事業者にとって、今までより真剣に対応しなければならないことになります。もし事業者が自分の物質は新物質かどうかについてまだ判断がつかない状態なら、残り最後の一ヶ月で検索を申請し、今回の値上げを回避することがお薦めです。