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中国台湾 2023年7月1日からPVCを含む食品包装の製造、輸入、販売を禁止

 「PVC食品包装」の廃止は国際的なトレンドとなっております。韓国とニュージーランドでの「PVC食品包装」の廃止に続き、中国台湾行政院環境保護署はポリ塩化ビニル(PVC)による環境や健康への危害を軽減するために、2023年7月1日以降、PVCを含む平板包装材料、リサイクル可能な容器、非平板使い捨て食器容器の製造、輸入、販売を禁止すると発表しました。

行政院環境保護署により、禁止の対象となるのは、次の食品に関する容器、包装材料です。

  1. 食品、動物食品、エサ:人間または動物が食べることができる製品を指します。ただし、衛生福利部による検査・登録が承認された健康食品は対象外です;

  2. 乳製品

  3. 調味料、酢、塩

  4. 食用油脂:食用動植物油脂混合物または調製製品を指します;

  5. 飲料

  6. ミネラルウォーター、純水、蒸留水及びその他の飲用包装水

  7. 酒類

  8. 薬用酒:衛生福利部の許可を取得した中薬酒を指します;

  9. アミノ酸およびマルチビタミンの経口液剤

ただし、2023年7月1日までに製造、輸入された上記の製品にあっては、この限りではありません。

現時点、業界にはPVCを代わりに包装できる他の材料容器があります。行政院環境保護署は、毎年79トンのPVC食品包装を削減することができると予想しています。

洪蓮潔
Chemlinked Japan編集
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