中国 全国規模の職業病危害予防評価を実施
中国国家安全生産監督管理総局(SAWS)は近日、来年より中国における各省(区、市)及び新疆生産建設兵団に対し職業病危害予防評価業務を展開する旨の通知を発表しました。評価が2015年4月~8月まで実施され、9月~10月までまとめを行う予定となっています。また、評価は「職業病予防法」及び「国家職業予防計画(2009年~2015年)」に基づき実施されるものです。
通知によりますと、職業病危害予防評価は資料審査と現場抜き取り検査を合せた形で行われます。省レベル安全監督管理総局が所属する区域の経済力、事業の特徴及び労働衛生管理レベル等を考慮しながらスクリーニングを行い、選出した評価対象となる4つの市(地方)を総局の評価チームに推薦し、総局評価チームがその4つの対象地から2つを抽出し評価を行います。一方、非重複評価を原則とし、昨年評価されたものは来年の評価対象にしません。評価対象とされた市(地方)は、所在する地区の企業分野及び企業規模の構成比率等に基づき、基本的には最低で300社の事業名、所在県(区)、所属分野、規模及び登記類形等の基本情報が含まれるリストの電子版を提出しなければなりません。また、建材業及び冶金業の企業を必ず盛り込まなければなりません。総局評価チームが各リストから50社を選出し資料審査を行い、5社について現場審査を実施します。
資料審査の対象となる事業者は、市(地)レベル安全生産監督管理局の下に下記文書を提出しなければなりません:
- 職業病危害項目申告表;
- 主要責任者のリスト、在職証明書、安全生産監督管理局またはその他の委託機構から発行される労働衛生教育トレーニング(または労働衛生の関連内容が含まれるトレーニング、以下も同様)試験合格証書、またはその他のエビデンス;
- 労働衛生管理者のリスト、在職証明書、安全生産監督管理局またはその他の委託機構から発行される労働衛生教育トレーニング試験合格証書、またはその他のエビデンス;
- 2014年度職業病危害を有する作業を従事する作業員リスト、労働衛生トレーニング記録及びその他のエビデンス;
- 過去3年間新築、再建、拡張、技術改造及び技術導入項目のプロジェクト文書、委託労働衛生サービス機構等による職業病予防評価実施、初期設計、制御効果評価等に関わる文書、安全生産監督管理部門の備案、審査または検収に関わる文書;
- 過去3年間の職業健康検査報告をまとめた報告書、職業病危害業種の作業員の職業健康検査表原稿また複写(従業員が50人以上の事業者について、基本的には最低限で10部の職業健康検査表原稿また複写を提供する必要がある)
- 2014年度作業場職業病危害要因検測報告書;
- 過去2年間従業者の労働契約原稿または複写(従業員が50人以上の事業者について、基本的には最低限で10部の労働契約原稿または複写を提供する必要がある);
- 作業場ごとの職業病危害警告表示に関わる掲示情況のまとめ、職業病危害警告表示の写真等の複写資料
- 2014年度作業場職業病予防監督検査を受けた記録。
現場審査の対象となる事業者は現場で下記文書を提出しなければなりません:
- 職業病危害項目申告表;
- 作業者の名前、所属工程、業種、暴露される職業病危害要因等を含む職業病危害作業情況の一覧表;
- 主要責任者のリスト、在職証明書、安全生産監督管理局またはその他の委託機構から発行される労働衛生教育トレーニングまたはその他のエビデンス;
- 労働衛生管理者のリスト、在職証明書、安全生産監督管理局またはその他の委託機構から発行される労働衛生教育トレーニング試験合格証書、またはその他のエビデンス;
- 2014年度職業病危害を有する作業を従事する作業員リスト、労働衛生トレーニング記録及びその他のエビデンス;
- 過去3年間新築、再建、拡張、技術改造及び技術導入項目のプロジェクト文書、委託労働衛生サービス機構等による職業病予防評価実施、初期設計、制御効果評価等に関わる文書、安全生産監督管理部門の備案、審査または検収に関わる文書;
- 過去3年間の職業健康検査報告;
- 2014年度職業病危害検測報告書;
- 従業者の労働契約労働契約;
- 2014年度作業場職業病予防監督検査を受けた記録;
- 総局評価チームの要求に基づくその他の文書。