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中国 化粧品非特備案、外国語/数字商標が「受理通知書」に頼る時代が去った

 最近、広州で数多くの化粧品企業は備案届出審査が却下されたという情報が入ってきました。その中に、“数字商標問題”は最大のポイントとなっているようです。

 以下は広州薬品監督管理局(広州MPA)からの一部のコメントとなります。

 産品名称は『化粧品の命名規則』の要件を満たせません。【産品名称で登録商標以外の外国語または数字を使用したが、説明をしません;】英語商標は登録商標しか届出名称及びラベルで現れないので、受理通知書だけなら条件に満足できません。

(旧)広州市の審査要件 中国語商標に対して、特に強制的な説明要件なし;
外国語/数字商標に対して、商標証明書をアップロードしなければならないけど、商標登録証を強制的な要求はない;
図案商標に対して、図案の意味を解釈し、名称備案の用にする。
(現)広州市の審査要件 産品で外国語字母を使用禁止だが、登録商標は使用可能;
外国語商標の受理通知書は不可。

 中国で商標登録過程は,大体1〜2年ぐらいかかります。この間に“TM”と“R”二種類の状態があります。“TM”商標のは、商標局に申請を届いた上で、受理通知書を受け取ることとなります。このようにすれば、他の人の重複申請を避けることができます。既存の商標保有者に優先的な使用権があるという意味です。“R”商標のは、商標局に登録させていることを示し、審査を経て合格し、正式的な登録商標になりました。

 ところで、中国は「申請優先原則」という商標登録制度があります。これは、最初商標を登録する個人や企業が中国争えない商標の専用権を獲得することを意味しています。たくさんの国内企業は外国語商標を使いでも、まず中国で商標を登録するだから、広州MPAの要求は困難過ぎるのではありません。

 しかしながら、この変更は輸入化粧品業者にとって深刻になりました。輸入化粧品の商標は通常海外で登録させています。もし中国語の商標が登録されてない、或は最初に他の企業によって中国で登録されたのであれば、輸入申請は大きな影響を受け、外国企業は商品名の変更を迫られる恐れがあります。

 目前、幾多企業は英語/数字商標の受理通知書を受け取った限りので、至急上場の場合は商標証或は中国語商標を代わるしかありません。現在、中国大部分の地区は商標登録証に対してすでに審査管理を強化しました。例えば、北京、東莞、上海なども認められなくなりました。不必要な損失を避けるため、早急の対応を勧めます。

Rose Hong
ChemLinked Regulatory Analyst
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