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中国 重点可燃性粉塵目録及び防爆技術指南を公布

 今年6月27日に台湾新北市におけるテーマパークで発生したカラーパウダーによる爆発事故及び江蘇省蘇州昆山市中栄金属製品有限公司による「8.2特別重大爆発事故」を踏まえ、中国国家安全生産監督管理総局は「工業貿易重点可燃性粉塵目録(2015年)」及び「工業貿易可燃性粉塵作業場所工程施設防爆技術指南(試行)」を公布しました。

 可燃性粉塵とは、空気においてくすぶり、または燃焼することができる、常温常圧の条件において空気反応し爆発性混合物を生じる粉塵、繊維などを指します。一方、「重点可燃性粉塵目録」に収載される粉塵は冶金、非鉄金属、建築材料、機械、軽工業、紡織、煙草、商業貿易等の分野の製造・加工に関する比較的に爆発性が高い可燃性粉塵に限られています。

 「防爆技術指南」は下記標準を含む現行の国家標準及び工業規格について整理を行いました。

  • GB12158-2006 静電気事故防止通用指針

  • GB15577-2007 粉塵防爆安全規程

  • GB17269-2003アルミ・マグネシウム粉末加工粉塵防爆安全規程

  • AQ4232-2013 プラスチック生産システム粉塵防爆規範

 

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