台湾RoHS 来年から3種類の製品が対象品目へ
「台湾RoHS」と言えば、2013年7月30日に公布された「CNS 15663-102年 電機電子類設備降低限用化學物質含量指引 」の第5節(含有表示)です。対象とした製品の範囲は、交流1,000V、直流1,500V以下の電気電子製品(除外あり)で、台湾経済部標準検験局(以下、BSMI)が対象品目を公告の形で指定しています。
下記のように、来年1月1日から、新たに3品目が台湾RoHSの対象になります。
公告番号 | 公告日 | 全面実施日 | 対象品目 |
BSMI第10630002210号 | 2017年5月10日 | 2019年1月1日 | 1.電動自転車非車載型充電器; 2.電動アシスト自転車非車載型充電器。 |
BSMI第10730002590号 | 2018年5月3日 | 2019年1月1日 | 自動車のシガーライター用電源供給器 |
台湾RoHSの要件に適合するために、対象品目の製造・輸入者は以下の対応が求められています。
- 試験により、制限物質の含有量を確認;
- 当局が発行する「商品験証登録証書」を取得;
- 「商品検査マーク」と「使用制限物質の含有状況表示声明書」を製品に添付。