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水性塗料の生産廃棄物、危険廃棄物リストから外される可能性が

 今まで、水性塗料の生産と使用過程で発生した廃棄物が『国家危険廃棄物リスト』に収録されていた故、水性塗料の普及に妨げる1つの原因になっています。今実行中の最新版『国家危険廃棄物リスト』は2008に公布されたが、2014年9月1日、環保部はリストの改正案のパブリックコメント募集を開始しました。その時の『国家危険廃棄物リスト(改正案・意見募集版)』の中には水性塗料の生産と使用過程で発生した廃棄物がまだ収録されたままの状態でした。例えば廃棄物コード264-011-12の定義:「その他のインク・染料・ペイント・ラッカー・仕上げ塗料の生産過程で発生した廃水処理汚泥または廃棄吸着剤」

  近頃、中国塗料工業協会からの情報により、水性塗料の生産と使用過程で発生した廃棄物が既に今改正中の『国家危険廃棄物リスト(改正案・提出版)』の中から削除されたことが関係部門に確認できました。対象となる廃棄物コードは264-011-12,264-012-12,900-251-12,900-252-12等に及んでいます。

 今回の改正案は関係部門の審議の上、公布する予定です。改正案の公布は水性塗料業界にとっては良いニュースですが、生産と使用過程で廃棄物が発生することは事実なので、関係主管部門が代替の措置を構築し、環境と健康へのリスクを抑えることが求められています。

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