上海CIQ 上海における国際展覧会産業を支援
上海出入国検験検疫局は2015年9月23日、上海における国際展覧会に関する産業の発展及び改革を促進することを目的として、「国務院 展覧会産業改革・発展の更なる促進に向けた若干の意見について」(国発〔2015〕15号)に基づき、上海における国際展覧会に関する産業の発展及び改革を支援する公告を発表しました。具体的な内容は以下の通りです。
一. 届出・承認に関する要件を簡素化
上海で開催される国際展覧会の実情に応じて、届出、審査及び承認に関するプロセスを簡素化し、事業者が自発的に展覧会を開催するよう支援します。
1.下記のいずれに該当する展示品は、強制的な検査・認証等から免除されることになります。
- CCC認証を取得している展示品は、強制的な製品認証から免除される;
- 電池、古い機電の展示品について、届出手続きから免除される;
- 販売を目的としない一般工業製品(危険化学品を除く)の展示品は検査から免除される;
- 包装済みの食品、化粧品については、中国語ラベル及び抜取検査から免除される
2.審査の範囲を絞る。動植物及びその製品、特殊物品に関する審査・検疫の範囲を縮めるほか、非流行地域における輸入許可を取得していない食品を展覧会で出展させることを許可する;
3.提出資料を簡素化する。中低リスクの動植物製品、食品及び化粧品について、輸出国動植物検疫証明書、衛生証明証、原産地証明書を免除する。保健用食品及び化粧品は関連する許可証の確認は免除される。
4.事業者が自主的に展覧会を開催するよう支援する。信頼性及び真実性の確保を前提として、事業者が保税的な内部展示会、技術交流会などを積極的に開催することに支援を行い、自主開催展示会に関する公式承認書類の検査は免除される。
二、申告・承認流れを改善
- 窓口の一本化を促進する。展覧会窓口の一本化を推進し、展示品に関する手続きが1つの窓口で完了できるよう改善する。また、港湾検査を担当する部門と提携し、従来の展示品に対する複雑な検査を簡素化することによって通関の効率を向上し、通関によるコストを削減する。
- ペーパーレス化を促進する。展示品検験検疫に向けたペーパーレス化が実現できるよう、展示品検験検疫情報化管理プラットフォームを構築し、展示品のオンライン届出、オンライン検証、ペーパーレス化、電子ファイルアップロードなどを試行する。
- 検証方法を変更する。展示品の荷受人/荷送人が自主的に展示品の行き先を申告することを前提とし、展示品の検証方法をリスク分析を基本とした「抜取検査・検証」へ変更し、展示品がより簡単に国外・国内で展示・移動できるように改善する。
- 精査に関するサービスを改善する。展示品について、直ちに精査を受けることができるよう予約サービス時間を24時間に変更する。価値の高い文物、芸術品、精密機械等の特別展示品について、現場、展示場での精査サービスを提供する。