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GHS導入第3段階を向け、台湾が1,022物質を発表

 2013年10月4日、台湾労工委員会(CLA)は、GHS優先適用の第3段階を向けて対象物質の案を発表しました。GHSに基づき、危害性が高く、かつ取り扱い量が大きな1,022物質が提案として公表されました。提案に関する意見募集は10月25日まで締め切ります。発表されたリストの中に、該当する危険有害物質の中国語/英語名称、CAS番号及び主なGHS危害分類(物理的危害性、健康有害性、環境有害性)が記載されています。

 対象リストが正式に発表されたら、該当する危険有害物質は《危険物及び有害物質表示及び周知規則》及び《化学物質分類及び表示》シリーズなどの国家標準に従わなければなりません。《化学物質分類及び表示》シリーズ国家標準(CNS 15030、及びCNS 15030-1~27)は2006年10月12日に発布され、2009年12月29日に第2版に改定されました。いかなる危険有害性分類、表示、ハザードシンボル,危険有害性周知を違反する行為は全て、厳しい処罰が与えられます。

 現在、台湾GHSにて規制されている危険有害物質は2151物質があります。そのうち、1062物質は2008年12月31日から台湾GHS第1段階に適用し、残りの1089物質は2011年1月7日に発表され、GHS第2段階の管理に適用する。

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1,022個の危険有害物質リスト(案)

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