ECHA 六価クロムの制限提案書を作成へ
六価クロムの工業用途としては、主に素材の表面をコーティングする電気メッキなど一般的な表面処理の材料として使用されているほか、皮なめしや酸化剤などに使用されています。しかし、発がん性、遺伝子における突然変異性や生殖毒性を有する(そのうち皮膚および呼吸器感作性物質もある)ことから、2013年4月及び2014年8月に合計11の六価クロムは「認可対象物質リスト(EU REACH規則附属書XIV)」に追加されました。