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月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2023年12月)

 各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2023年12月分の動向は以下をご覧ください。

欧州連合(EU)及び英国(UK)

 2023年12月5日、欧州連合(EU)理事会と欧州議会は、「物質と混合物の分類、表示、包装に関する規則」、いわゆる「CLP規則 (EC) No 1272/2008)」の改正に関して暫定的な合意に達しました。今回の改正は、予定されているEU REACH規則の改正と並んで、欧州グリーンディールの重要な構成要素である「持続可能な化学物質戦略」の一環として重要な意味を持っています。(詳細はCL-JP記事をご参照)

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北米

 2023年12月14日、米国環境保護庁(EPA)は、アセトアルデヒド、アクリロニトリル、ベンゼンアミン、4,4'-メチレンビス(2-クロロアニリン)(MBOCA)及び塩化ビニルを、「有害物質規制法(TSCA)」に基づくリスク評価の対象として優先的に指定する手続きを開始すると発表しました。12か月に及ぶ法的手続きにおいて高優先化学物質として指定した場合、EPAはこれら5つの化学物質のリスク評価を開始する見込みです。(詳細は英語原文をご参照)

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羅 雪純(ラ セツジュン)
ChemLinked Japan編集
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