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韓国 化粧品における5つの遺伝毒性物質の使用を厳格に禁止
 韓国において、o-アミノフェノールを含む5種類のヘアカラー剤成分は、化粧品への使用が正式に禁止されました。

 今年2月21日、韓国食品医薬品安全処(MFDS)は「化粧品の安全基準等に関する規則」を改正し、o-アミノフェノールなど5種類の染毛剤成分は遺伝毒性の可能性があるため、化粧品での使用を禁止しようと発表しました。施行日は2023年8月22日です。

 現時点に、以下の物質は正式に化粧品での使用が禁止され、これらの成分を含む製品は韓国での製造や輸入が認められていません。

番号

染毛剤成分

1

「o-アミノフェノール」

o-아미노페놀

2

「カテコール(ピロカテコール)」

카테콜(피로카테콜)

3

「m-フェニレンジアミン」

m-페닐렌디아민

4

「m-フェニレンジアミン二塩酸塩」

염산 m-페닐렌디아민

5

「ピロガロール」

피로갈롤

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洪蓮潔
Chemlinked Japan編集
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