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中国 | 食品過剰包装の規制を改訂、お茶や幼児食品に影響

 2024年3月25日、中国の国家市場監督管理総局(SAMR)は、「GB 23350-2021 過剰包装制限要件 第2号修正案」を公表しました。主な改訂内容は、パッケージの層、パッケージのコスト、商品の総質量、およびk値です。改正施行規則は2025年3月1から発効することになります。

 しかし、お茶や離乳食などの製品に影響を及ぼす新たなk値に関しては、即時に施行されます。

第2号修正案の新規要件:

要件

詳細

パッケージの層

お茶の最大包装層数が、4層から3層に減少されました。

パッケージのコスト

「販売価格が200元を超える茶製品について、包装の総コスト(茶葉と直接接触する層を除く)は販売価格の15%を超えてはなりません。」の新たな要件が追加されました。

商品の総質量

新たに「4.5商品の総質量」というセクションが追加され、茶製品の総質量は内容物の茶葉の質量の8倍を超えてはなりません。

k値

GB 23350-2021によれば、間隔率は商品の必要な空間係数(k値)によって主に決定されます。k値が小さいほど、間隔率は大きくなります。今回の修正案では、現行の基準と比較して、いくつかの商品(幼児食品も含む)に対して新しいk値が設定され、茶製品に対してはより詳細なk値の要件が追加されました。

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洪蓮潔
Chemlinked Japan編集
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