中国 石油化学工業揮発性有機化合物合整頓改善方案を公表
中国環境保護部は2014年12月5日、「大気汚染防止行動計劃」を徹底させ、石油化学工業における揮発性有機化合物(VOCs)による汚染を整理改善する旨の」「石油化学工業揮発性有機総合整頓改善方案」(以下「改善案」という)を公表しました。環境保護部は、2017年までに中国石油化学工業のVOCsに関わる整頓改善が基本的完了するほか、VOCsモニタリングシステムを作り、VOCs排出量が2014年より30%以上削減することを図っています。
改善案は地方環境保護主管部門について、下記業務を確実に展開するよう強調しています:
- 所属する行政区における石油化学企業について、各生産プロセスにおけるVOCs汚染源、VOCs排出量及びVOCs物質リスト等のVOCs排出状況を調査、把握すること。また、調査結果を公表し、VOCsに関わる排出課徴金、総量管理及び危険化学品環境管理等の根拠にする。
- VOCs監督管理体系を作ること。重点モニタリングリストを作成し、環境リストが高く、環境保護管理が悪く、重点環境管理危険化学品を使用する企業を重点的な管理対象として、定められる期限内に整頓・改善を完了させるように要求する
- 新設項目について許可制度を導入すること。新設項目については、設計の基準を高め、新たな技術を導入することによってVOCs排出の削減を図る一方、遅れている技術や設備等は更新する。
また、改善案の実施時間は以下の通りです:
- 2015年7月1日までに、各地方環境保護主管部門は事業者を集め、VOCs汚染源調査業務を展開する上で管理範囲及び企業リストを定めること。また、各省レベル環境保護主管部門は石油化学工業VOCs総合整頓改善実施細則を作成し、環境保護部に提出しなければならない;
- 2015年末までに、全国の石油化学工業において全面的にLDAR業務を展開し、VOCs排出量及び物質リスト情報申告を完了させること。環境保護部がVOCs情報申告及び管理プラットフォームを統括する。一方、北京、天津、河北、長三角、珠三角等の地域は石油化学工業VOCs総合整頓改善業務を完了しなければならない;
- 2015年7月1日までに、全国の石油化学工業VOCs総合整頓改善業務が関連基準及び要求を満たすように全面的に完成するほか、全国VOCsモニタリング体系を作らなければならない;
- 2018年3月31日までに、地方各レベルの環境保護主管部門が石油化学工業VOCs総合整頓改善業務について全面的な分析を行なわなければならない。省レベル環境保護主管部門が報告をまとめ環境保護部に提出する。