ニュース
中国SAMR 危険化学品業界に関する安全検査を展開

 2020年5月26日、中国国家市場監督管理総局(SAMR)は、全国範囲で危険化学品、危険化学品包装物質及び危険化学品車両タンクの安全性と品質に関する調査通知を発表しました。本調査作業は、危険化学品に関する職場の安全作業を指導する総体計画である「危険化学品の作業場安全に関する意見」を実施するための道を開きます。

 SAMRにより、各地の市場監督管理部門は、危険化学品、危険化学品包装物(危険化学品を保管する固定式大型貯蔵タンクを除く、以下も同様)、及び危険化学品車載タンクの生産許可を得た企業は、品質と安全性リスクのチェックリストを作成し、自己検査及び関連問題の改正を行う必要があります。

 企業に主要な責任を負わせるように促すことに加えて、各地の市場監督管理部門は、品質と安全性リスクの監督結果に基づいて、本地域の重点区域、重点製品、重点指標、重点問題を特定して、企業が製造許可資格を維持できるかどうかを調査し、必要があれば製品品質法に基づく製品の品質検査を行うことができます。

 そして、当局又は自社が特定したリスクに対処するために、企業は安全リスク台帳を作成し、関連問題の対策と時限を設定して、期限内改正を完了する必要があります。また、当局は、製品の品質要件に関する違反を取り締まるために厳格な措置を講じる必要があります。

 更に、SAMRは、各地の管理部門が地方の状況に基づいて作業計画を策定し、関連情報を上層部門に報告する義務があることを強調しています。

 

本サイトは情報提供のみを目的としており、掲載内容の運用結果についてREACH24Hおよび著者は一切の責任を負いません。また、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
お勧めのコンテンツ