中国 レアアースに関する強制性国家標準(案)を公開

 2019年6月14日、中国工業と情報化部(MIIT)が強制性国家標準「GB ×××××---201× 希土(レアアース)製品の包装・表示・輸送と貯蔵(案)」を公開し、来月15日までのパブリックコメント募集を開始しました。

 5ページにわたる今回の案は7つの部分から成り立っています。第1部分は適用範囲・第2部分は引用している関連文書・第3部分は包装に関する規則・第4部分は表示に関する規則・第5部分は輸送の要件・第6部分は貯蔵の要件・第7部分は品質証明書に関わる内容となります。

 一部の報道により、米中貿易摩擦の収束が見えない現在、中国当局はレアアースの輸出規制でアメリカを牽制する可能性も出ていています。また、今月18日、中国国営メディアは中国国家発展改革委員会が近日、レアアースの専門家と座談会を何回も開いたと報じました。これらの会議の中に、レアアースの生産から輸出までの全工程への監督管理を強化し、追跡・審査できる体制を作ることも言及されたということです。

 今回のGB案はあくまでも包装・表示・輸送と貯蔵に止まっていますが、今後、レアアースに関する法規性の変動は更に激しくなるか引き続き注目されています。