中国 今年10月から包装済食品のラベル備案制度(初回輸入)を取り消し
2019年4月23日、中国海関総署(GAC)は2019年第70号公告を公布し、2019年10月1日から初回輸入する包装済食品のラベルの備案(届出)制度の廃止を明らかにしました。
これにより、「輸入する包装済食品のラベルの検査」は通常の通関抜き取り検査の項目の一部と見なされることになります。輸入包装済食品は、現場検査又は実験室検査の対象と選ばれた場合は、輸入業者は税関に合格証明材料、輸入包装済食品のラベルの原本及び翻訳版、中国語版ラベルのサンプルとその他の証明材料を提出しなければなりません。
また、2019年10月1日から、以前備案を完了した包装食品のラベル情報は無効化と共に、以下の公告も廃止することとなります。
「輸出入食品と化粧品のラベルの審査及び承認制度の調整に関する公告」(元・品質監督検査検疫総局2006年第44号公告)
「輸入包装済食品ラベル管理システムの運用に関する公告」(元・品質監督検査検疫総局2011年第59号公告)
「輸出入包装済食品ラベル監査監督管理規定の実施に関する公告」(元・品質監督検査検疫総局2012年第27号公告)