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中国 アルコールガソリンを「危険化学品目録」収載予定


 8月5日、中国国家安全生産監督管理総局は河南省安全生産監督管理部門への公開書簡に「アルコールガソリンを危険化学品管理目録に収録する見込み」という情報を確認しました。中国国家安全生産監督管理総局より自動車メタノール(アルコールガソリン)とアルコール混合燃料(主な成分がメタノール)は現時点ではまだ2002年版の国家「危険化学品目録」に収録されていないことを明らかにしました。

 新版「危険化学品目録」はアルコールガソリンを危険化学品として管理目録に収録する予定です。中国国家安全生産監督管理総局は各地方レベルの安全監督管理部門がアルコールガソリンに対する監督管理責任をもって定めています。該当部門はアルコールガソリンの製造、貯蔵、使用、経営に関する組織に対し、危険化学品関連法規制に基づき、安全製造主体責任を履行させ、安全監督管理及び検査を行わせることを督促しなければなりません。

 そして、今年9月1日から有効となった「化学品物理危険性鑑定と分類管理弁法」(総局令第60号)第四条と第十七条の規定により、アルコール混合燃料(主な成分がメタノール)では物理危険性鑑定と分類を行わなければなりません;危険化学品と確定したものは安全データシート(SDS)と安全ラベルを編集し、法に則し危険化学品登録手続を行い、危険化学品関連法律、法規と標準の要求に基づき、安全管理を強化する必要があります。

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