ニュース
中国 3つの化学物質に関する技術ガイダンスを公布


 2020年12月24日、中国生態環境部(MEE)は「化学物質の環境と健康危害評価に関する技術ガイドライン(試行)」、「化学物質の環境と健康曝露評価に関する技術ガイドライン(試行)」と「化学物質の環境と健康リスク特性評価に関する技術ガイドライン(試行)」3の技術ガイドラインの正式版を公布しました。

 「新化学物質環境管理登録弁法」(生態環境部令第12号)は2021年1月1日から施行されます。第12号により、常規登録を申請する場合、新化学物質の環境リスク評価報告書とその他の関連資料を提出する必要があります。今回公布された3の技術ガイドラインと新化学物質環境管理登録指南を合わせて、新化学物質の環境リスク評価に関する指導を企業に提出し、関連の技術要件を指定しています。

  • 化学物質の環境と健康危害評価に関する技術ガイドライン(試行)

 本技術ガイドラインは化学物質環境と健康危害評価の作業手順、評価内容、基本方法と技術要求を規定しています。そして、化学物質の環境と健康被害評価に適用します。この中、環境と健康危害の評価内容には、主にデータ収集、環境と健康危害の識別、環境と健康危害の特性評価の三つの方面が含まれています。

  • 化学物質の環境と健康曝露評価に関する技術ガイドライン(試行)

 本技術ガイドラインは化学物質環境と健康暴露評価原則、手順及び方法を規定し、新化学物質と現有化学物質の環境と健康暴露評価に適用します。

  • 化学物質の環境と健康リスク特性評価に関する技術ガイドライン(試行)

 本技術ガイドラインは化学物質環境リスクの特性評価と環境間接暴露による健康リスクの特性評価の原則、手順と技術的要点を規定しています。また、化学物質環境と健康リスクの特性評価に適用されます。

 

呉権升
フォロー
本サイトは情報提供のみを目的としており、掲載内容の運用結果についてREACH24Hおよび著者は一切の責任を負いません。また、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
お勧めのコンテンツ