「化審法における優先評価化学物質に関するリスク評価の技術ガイダンス」(NITE案)を公開
日本の製品評価技術基板機構(NITE)は3月31日、NITEが独自に作成した「化審法における優先評価化学物質に関するリスク評価の技術ガイダンス」(NITE案)の一部を公開しました。未作成部分については、後日に公表する見通しとなっています。
当該ガイダンスは下記内容で構成されています:
第Ⅰ章 評価の準備(準備中)
第Ⅶ章 暴露評価 ~様々な排出源の影響を含めた暴露シナリオ及び残留性の評価~ Ver.1.0(平成26年3月31日公開) [PDF/931KB]
第Ⅷ章 環境モニタリング情報を用いた暴露評価(準備中)
第Ⅸ章 性状等に応じた暴露評価における扱い(準備中)
第Ⅹ章 リスク推計・優先順位付け・とりまとめ(準備中)
注意:上記の「(6) 第Ⅳ章 排出量推計」に関係する「化審法のリスク評価に用いる排出係数一覧表」の最新版はこちらをご覧ください。
優先評価化学物質リスク評価について、2011年厚生労働省、経済産業省、環境省の3省審議会合同会合において審議され、2011年9月26日にパブリックコメント募集にて公開されることになりました。意見募集の関連資料「化審法に基づく優先評価化学物質のリスク評価の基本的な考え方」において技術ガイダンスが言及されていました。経済産業省の年度計画によりますと、NITEは化審法のリスク評価手法に関する技術ガイダンスの作成を支援することになっています。