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有毒物などに該当しない化学物質リストに55物質を追加


 2014年6月19日、韓国国立環境科学院(NIER)は2014年第17号通知を発表し、55物質を有毒などに該当しないとして、有毒などに該当しない化学物質リストに追加すると公告しました。この前のリスト更新は2014年1月28日に行なわれました(詳細はこちらをご参照ください)。新たに追加された55物質は既に韓国の「有害化学物質管理法」(TCCA)に基づき毒性に関する審査を受け、有毒などに該当しないと認められています。現地点では、当該リストは合計5,827物質が収載されています。

 新たに指定された化学物質は、「有害化学物質管理法」に基づく登録が完了しており、既存化学物質として公表されたため、2015年1月1日から施行する「化評法」に基づく登録から免除されることとなります。しかし、「化評法」の実施後、「有害化学物質管理法」に基づく先導登録者が「化評法」に関する規定に従わなければなりません。「化評法」によりますと、既存化学物質を製造、輸入または販売する者について、1トン/年を超えた場合、前年度の実績及び用途等の情報を韓国環境部に報告する義務が課せられています。

 上記化学物質に関する情報は、整理番号(KE-○○○○)、CAS番号または化学物質の英語名で韓国の化学物質情報システムで無料検索できます。

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