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韓国 K-REACH下でCBIの対象だった250以上の新規化学物質の情報を開示

 2023年9月22日、韓国国立環境科学院(NIER)は公示第2023-56号で、K-REACHで登録された新規化学物質および既存化学物質の有害性評価結果の改正について発表しました。

 主な改正内容は以下となります。

附属書1―新規化学物質の有害性評価結果の更新

  • K-REACHで登録された257の新規化学物質の営業秘密情報(CBI)保護期間が終了したため、物質名及びCAS番号を開示;(*韓国において、CBI保護により、企業は登録物質化学名のフルネームを非開示とするよう申請することができます。K-REACHで登録された物質の多くは、一般名のみ公開されています。CBIの保護期間満了後、或いはCBI保護が取り消された後、当局はこれらの化学物質に関する情報を開示することになります。)

  • 「KE番号:2013-3-5644」で附属書2に記載されている1の新規化学物質(固有番号:2017-946)を削除。

附属書2-既存化学物質の有害性評価結果の更新

  • 毒性物質である19の既存化学物質(固有番号 2023-339~2023-357)の有害性評価結果を追加;

  • 登録が完了された2の既存化学物質(固有番号:2021-133、2022-337)に関する情報を更新し、毒性物質としてNIER固有番号2022-1-1103及び2023-1-1113をそれぞれ指定。

羅 雪純(ラ セツジュン)
ChemLinked Japan編集
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