オーストラリア 化学物質インベントリーの秘密保持に関するガイドラインを公表
オーストラリア化学工業製品通知・評価計画(NICNAS)は1月6日、オーストラリア化学物質インベントリー(AICS)の秘密情報に関するガイダンスを公表しました。
AICSの秘密保持は二種類にわけられます。一つは化学物質の部分的な情報の秘密保持です。その場合、事業者はNICNASに必要なデータ及びエビデンスを提出し、秘密保持を申込む必要があります。
一方、主管当局に化学物質の基本情報として判断された情報については、秘密保持は無効になり、その分の情報を公表しなければなりません。基本情報とはいかに上げるものを指します:
- 周知される物質名または輸入者・製造者が意図的に知られる物質名;
- 化学物質の一般用途;
- 化学物質の製造、処置、貯蔵、使用及び廃棄上の注意事項及び制限事項;
- 工業化学品届出審査法(ICNA法)に基づく化学物質の廃棄に関する勧告;
- 化学物質による事故の応急措置;
- 物理化学的特性データ。そのうち、化学成分が暴露される恐れのあるものは公開しなくても良い
- 人、または環境に対する影響に関わるデータ
もう一つは化学物質をAICS秘密保持リストへの追加です。その場合、事業者は秘密保持申請用のエビデンスなどを提出し、NICNASは申請者の商業利益が化学物質を公開することによって損するかどうかを判断します。AICS秘密保持に関わる内容は5年ごとに見直すことになっています。