月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2023年10月)
各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2023年10月分の動向は以下をご覧ください。
欧州連合(EU)及び英国(UK)
欧州化学品庁(ECHA)は2023年10月11日に、欧州委員会から、認可対象物質リストの項目16と17に該当する六価クロムの制限が導入される可能性について、附属書XV制限報告書を作成するよう欧州委員会からの委任を受けました。そして、ECHAは2024年10月4日までに制限提案を提出する予定です。(詳細はCL-JP記事をご参照)
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北米
2023年10月11日、米国環境保護庁(EPA)は有害物質規制法(TSCA)に基づき、「ペルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)の報告および記録管理を義務付ける最終規則」を公布しました。同規則は2023年11月13日に発効する予定です。これは、PFAS汚染と闘い、公衆衛生を守り、環境正義を推進するためのバイデン政権の行動計画の下での2年以上にわたる進展を踏まえて、EPAのPFAS戦略ロードマップにおける重要な行動です。(詳細はCL-JP記事をご参照)
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