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月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2024年10月)

 各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2024年10月分の動向は以下をご覧ください。

欧州連合(EU)

 2024年10月14日、欧州理事会は「物質と混合物の分類、表示、包装に関する規則」(CLP規則)(EC No 1272/2008)の改訂を採択し、意思決定プロセスの最終段階を迎えました。このCLP規則の改訂は、欧州グリーンディールの一環として「持続可能性のための化学物質戦略」における重要な要素であり、有害物質のない環境を確保するための基盤となります。(詳細はCL-JP記事をご参照)

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北米

 2024年10月8日、米国環境保護庁(EPA)は、個別にリストされた16のパーおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)と、100を超える個別のPFASを含む15のPFASグループを同国の「有害物質排出目録(TRI)」に追加する規則を提案しました。この目録には、「緊急計画及び地域の知る権利に関する法律(EPCRA)」および「汚染防止法(PPA)」に基づく報告対象の化学物質が収載されています。EPAは、今回の提案に対するパブリックコメント募集を2024年12月9日まで実施しています。(詳細はCL-JP記事をご参照)

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杜業翔(ト ギョウショウ)
REACH24H杭州本社 法規制コンサルタント/Chemlinked Japan編集
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