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月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2024年8月)

 各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2024年8月分の動向は以下をご覧ください。

欧州連合(EU)

 2024年7月30日、欧州委員会は、欧州POPs規則((EU)2019/1021)の附属書Iを改正し、2-(2H-benzotriazol-2-yl)-4,6-ditertpentylphenol(UV-328)を規制対象として追加するイニシアチブを発表しました。意見募集期間は、2024年8月27日までとなります。(詳細はCL-JP記事をご参照)

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北米

 2024年8月30日、米国環境保護庁(EPA)は「有害物質規制法(TSCA)」に基づき、フタル酸ジイソブチル(DINP)のリスク評価案を公表し、意見募集を開始しました。今回のリスク評価案においては、評価の対象となる45のDINPの用途のうち、2つの工業用途と1つの消費者用途が不合理なリスクをもたらすと予備的に判断しました。(詳細は英語原文をご参照)

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羅 雪純(ラ セツジュン)
ChemLinked Japan編集
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