月次化学物質規制ニュースまとめ:欧州・北米編(2023年4月)
各国の化学物質規制が日々変化する中、皆様の情報収集をサポートするよう、ChemLinked Japanは毎月欧州・北米における主な規制動向をお届けします。2023年4月分の動向は以下をご覧ください。
欧州連合(EU)及び英国(UK)
2023年4月12日、欧州化学品庁(ECHA)は欧州委員会に対して第11次勧告を提出し、人の健康と環境を保護するために鉛を含む8つの物質を認可対象物質リストに追加することを提案しました。この勧告が採択されれば、金属鉛は類似用途を有する他の鉛化合物(認可対象物質への収載が勧告されたもの)と同じ規制を受けることになります。(詳細はCL-JP記事をご参照)
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英国 航空宇宙および防衛業界用のChromates及びChromium Trioxide(酸化クロム)の代替品について意見募集を(締切:2023年5月19日)
北米
2023年4月13日、米国環境保護庁(EPA)は「包括的環境対処補償責任法(CERCLA)」に基づき、PFASを潜在的な有害物質として指定することに関する意見募集に向けて規則制定事前通知(ANPRM)を公布し、2023年6月12日まで60日間の意見募集を開始しました。(詳細は英語原文をご確認ください)
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