化学品の分類、表示、包装(CLP)に関する規則は、EUにおける化学物質管理の根幹を成す重要な規則です。CLP規則は、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)と連携し、世界的な化学物質管理の重要な一環を担っております。
2024年は、CLP規則に新たな有害性クラスが導入された記念すべき年となりました。一方、GHSの最新バージョンへの移行が世界各国や地域で検討されており、既に実施されている地域もあります。中国本土では、GHS Rev.8を採用するためにGB 30000.1が発表されました。台湾地区では10の基準が改正され、GHS Rev.8が採用されています。日本では、労働安全衛生法(ISHL)の下でSDSおよび表示が義務付けられる物質リストが更新され、さらに化学物質の分類、表示、およびSDSに関する産業規格JIS Z 7252および7253規格を改正し、UN GHS Rev.9を採用する予定です。韓国ではMSDS提出システムが改善され、有害化学物質に関するMSDSの準備に関する更新が進められています。また、米国のOSHA(労働安全衛生庁)は、GHS Rev.7に準拠するよう危険有害性情報基準(HCS)の改正を行いました。
このウェビナーでは、GHSの動向に関する包括的な概要を提供します。コンプライアンス専門家、規制業務担当者、または業界関係者を対象に、これらの重要な変化に適応するために必要な知識の構築を支援いたします。
企業が変化する規制状況に関する情報を把握するための支援として、ChemLinked Japanは「2024年グローバル法規制の回顧」シリーズウェビナーを開催します。本シリーズは、全2回にわたってお届けします。本ページはその第2回です。
タイトル | 日付 | 価額(税抜)* | |
第1回 | 2025年2月13日(木) | 32,000円 | |
第2回 | 2024年グローバル法規制の回顧: GHS | 2025年2月14日(金) | 32,000円 |
*スタンダード会員以上の方は、無料でご参加いただけます。 |
EU CLPの最新情報
アジア太平洋地域(中国大陸、中国台湾、韓国、日本など)におけるGHSの最新情報
北米(米国、カナダ)におけるGHSの最新情報
2025年の展望
※最終的な内容は変更される可能性があります。
開催日程
日付 | 時間(GMT+9) | 言語 |
2025年2月14日(金) | 15:00-16:00(日本時間) | 日本語 |
注意:今回のウェブセミナーはWeb会議サービス「Webex(ウェブエックス)」を使用することになります。パソコン・スマートフォン・タブレット端末からのご参加は可能ですが、アプリケーションのインストールが必要の場合があります。
主催者情報
REACH24Hコンサルティング・グループ
REACH24Hコンサルティング・グループは中国杭州市に本拠地を置くグローバルな技術サービス提供業者です。アイランド・アメリカ・中国台湾にも子会社が持ち、毒物学・安全評価・リスクアセスメントの専門家が多数在籍中です。24時間+グローバルの対応体制で、お客様にワンストップの国際市場進出サポートを提供しています。既に工業化学品・農薬と殺生物製品・化粧品・食品と食品接触材料・消費品など複数の業界をカバーしており、製品の登録から、法規制の情報提供、セミナー、そして、情報技術をベースとするサプライチェーン管理システムまでのサービスを提供しています。
“コンプライアンスによる価値創造- Value in Compliance”という弊社の企業理念が示したように、会社が立ち上げる以来、世界各国数多くの政府機関・協会・社会団体に技術サポートを提供し、6000を超える取引先と信頼関係を結び、何万個の製品登録・登記及びコンサルティングプロジェクトを完成してきました。今後も引続きお客様に沿ったの効率高いソリューションを提供し、世界経済の持続可能な発展を貢献していきたいと思っております。