中国 電気自動車に向けた国家標準を制定・改正へ
中国国家標準化管理委員会は8月3日、自動車パワーバッテリーのリサイクル、電気自動車無線充電システム、コンダクティブ充電システム、安全性試験ガイドライン、充電用接続装置等、電気自動車に関する技術に向けた14項の国家標準を制定・改正する計画が承認されたと発表しました。
電気自動車と一般自動車の最も大きな相違点は、電動機をエネルギ源とすることにあります。現在、電気自動車の大半はパワーバッテリーを動力源としています。ただし、バッテリーには製造が希少資源を消耗してしまうほか、不適切な廃棄処分によってその中に含まれる重金属や危険化学品が環境汚染を引き起こす恐れがあります。そのため、パワーバッテリーのリサイクルが電気自動車技術を促進する中で最も大きな焦点となっています。
これから制定される車用パワーバッテリーのリサイクルに関わる標準は、バッテリーの取り外し、カスケード利用、材料のリサイクル、包装、運輸等の内容が含まれており、現在作成中の「電気自動車パワーバッテリー型式、寸法」、「パワーバッテリー交換用電池パックコード」等の標準と合わせ、自動車用パワーバッテリーリサイクル及びその管理に向けた標準システムを構成するほか、電気自動車産業の持続可能な開発及びパワーバッテリーのリサイクルに関する施策に大きな役割を果たすと予測されています。