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中国 初輸入包装済食品のラベル届出制度を廃止、税関での検査を通常化へ

 2月末に発行された内部文書によると、中国海関総署(GAC)は「輸出入包装済食品のラベルの検査監督管理弁法(案)」(以下、弁法と略称)に関する意見を募集しています。弁法では、現行の「初めて輸入する包装済食品のラベルの備案(届出)制度」を廃止することを提案しています。それと共に「初めて輸入する包装済食品のラベルの検査」は通常の通関抜き取り検査の項目の一部と見なされることになります。

 輸入業者は、食品ラベルに対して主要責任を負うこととなり、そして通関前に中国語ラベルを確認することが義務化されます。また、食品ラベルは国内規格に違反する場合は、輸入業者が処罰されることになります。

 一方、輸入展示品、見本、免税店販売用輸入品(離島免税を除く)及びクロスボーダー電子商取引などの形式で輸入される包装済食品に関しては、引き続きそれぞれの関連規定に基づいて管理します。

呉 権升
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