中国重慶市 新規化学物質未登記に対する処罰、はじめの一歩を踏み出した
中国では、「新化学物質環境管理弁法(7号令)」[1]が2010年から実施して以来、一部企業のコンプライアンス意識に欠けたこと等を背景に、未登記のままで「現有化学物質名録(IECSC)」に収録されていない新規化学物質を生産または輸入する企業が依然として少なくないことは事実です。一方、上海などの沿岸部大都市を除けば、7号令の関連規定に違反したとして処罰を受けたケースも数えるほどしかないと言えます。