2019年8月20日、中国市場管理監督総局(SAMR)は「中国食品安全法」、「保健食品登録と備案管理弁法」などの法規制に基づいて、「保健食品ラベル警告用語ガイド」を公布しました。そして、2020年1月1日から実施する予定です。この弁法の主旨は、消費者が保健食品と一般食品や医薬品を区別し易くなるとなります。
ラベルの変更は主に以下の4のポイントがあります。
一、警告用語
保健食品のラベルに警告用語エリア及び警告用語を設定する必要があります。警告用語エリアは、最小の販売包装単位の包装物(容器)の主要な展示面に置かれるべきである、また、その面積は所在面の20%以上を占めるべきです。警告用語エリア内の文字はエリアの背景と明らかな色差があるべきです。特別注意事項は太字で表示し、内容は以下を含めべきです。
中国語:「保健食品不是药物,不能代替药物治疗疾病」
日本語:「保険食品は医薬品ではない、医薬品を代わりに病気を治療することができません」
主要の展示面の表面積は100平方センチメートル以上の場合は、文字の高さは6ミリメートル以上にする必要があります。主要の展示面の表面積は100平方センチメートル以下の場合は、警告文字の高さの最小値は上記の比率を比例して変更する必要があります。
二、製造日と賞味期限
保健食品は最小の販売包装単位(容器)に製造日と賞味期限を明記しなければなりません。
日付は所在エリアの背景と明らかな色差があるべきだ
多重包装の単品保健食品は、食品と直接接触する内部包装の完成日は製造日となる
1包装の中に複数の保険食品が含まれる場合は、外部の包装にそれぞれの食品の製造日と賞味期限を明記する必要がある
年、月、日の順番で日付をつける
有効期限は、「XXXX年XX月XX日までの賞味期限」の方式で記述する
三、クレームサービス電話
保健食品のラベルにクレームサービス電話番号とサービス時間などの情報を標記しなければなりません。また、クレームサービスに関連する情報を記録し、少なくとも2年以上を保管する必要があります
四、消費者向けの注意喚起
保健食品経営者は保健食品経営場所、プラットフォームなどに「保健食品は医薬品ではない、医薬品を代わりに病気を治療することができません」などの消費注意情報を明記する必要があります。